にきびに対処していくためには、食生活を振り返ってみることも必要です。にきびを作ってしまうような食生活とは、どんなものなのでしょうか。日ごろの食事でにきびを作ってしまうことを防ぐには、にきびの元となる皮脂を作り出さないような食べ物を食べることです。にきびのケアで注意したい食生活では、にきびの原因になる食べ物を食べ過ぎることは問題なのですが、忘れてならないのは健康な体を作るためには必要な栄養はきちんと摂取することです。結局にきびに対処するためといっても、食事はバランスよく、極端な偏りもないように心がけることが第一です。フライや天ぷらなどの油ものや、肉類などの動物性脂肪は血中の中性脂肪を増やし、皮脂の分泌を促します。肉類よりは魚、という選び方のほうが、にきび予防のためにはなるでしょう。ごはんや麺類、パンといった炭水化物は、消化されることで糖分に分解され、それが油分へと変わって皮脂が作られることになります。炭水化物は主食でなので多く摂りがちですが、にきび予防のためには摂りすぎないように気をつけなければなりません。甘い食べ物も消化作用によって糖分から油分に変わり脂肪や皮脂になりますので、取りすぎに注意しましょう。大人のにきびにつながるものに飲酒もあり、にきびの原因でもある糖分を含んだ酒は、皮脂の代謝に役立つビタミンB群を消費してしまうという難点も持っています。飲酒は過ぎると内臓へも負担をかけることになり、生活習慣も乱してしまい、肌のストレスの原因となります。