にきびは、いろいろな理由で発疹ができ、それと同時に炎症を起こす症状です。同じにきびの症状でも、思春期以降にできるにきびは吹き出物と呼ばれています。皮脂腺が多いといわれる顔や胸などによくできますが、特に顔はコンプレックスの原因になりやすく、思いつめてしまうこともままあります。にきびのできるできないは体質によって違いますが、比較的皮脂腺が活発である人はにきびができることが多く、ケアも必要です。初夏や初秋の季節の変わり目が特ににきびのできやすい時期なのでケアも大切になってきます。思春期のにきびはホルモンバランスの変化によるもので、年齢と共に自然に収まります。成人以降にできるにきびは、ストレスや乱れた生活習慣、そして乾燥などが原因になったりします。それから便秘が原因になる場合もあり、それは便秘のために毒素がたまって体の表面にまで及ぶからです。顔ダニがにきびの元になっているという説もありますが、ケアをきちんと行っていれば、顔ダニは普通無害なので、むしろ顔の余分な皮脂を食べるというくらいで気にすることはないでしょう。にきびはできてしまってからの処置を誤ると、逆に悪化したりにきび跡ができたりするので、気をつけなければなりません。にきびのケアを誤ると色素沈着やクレーター状態になってしまいます。正しい方法で肌を手入れし、生活習慣も乱さず、食生活にも気をつけていれば、肌は健康でにきびもできないでしょう。