住宅ローンを借り換えするときには借り替える前よりもメリットがなくては意味がありません。月々の支払いを安く抑えることが可能な住宅ローンを探す人がほとんどでしょう。1%以上の金利差がある住宅ローンがあるなら、借り換えを考えてもいいでしょう。この場合注意すべき点としては、まだ返済の済んでいない住宅ローンが1,000万円以上残っていることです。日々の支払い額を引き下げることを目的にした住宅ローンの借り換えの条件はこのようなものですが、別な目的で借り換えをすることもあります。金利差がほとんど変わらないままに借り換えを行ったとしても、新しい住宅ローンでは完済までの期間を短く設定することで返済総額を減らすという手法もありますし、自己資金を投入するという手段もあります。このようなちょっとした工夫によって、金利にほとんど差がない住宅ローンの借り換えでも、返済総額を減らすことができるのです。また、金利差が1%以上ない場合でも、住宅ローンの借り換えを行うメリットがあると感じる場合もあります。変動金利だった住宅ローンを固定金利に変えることは、今後金利が上がる可能性を考えずによくなるという利点を得ます。固定金利制の住宅ローンに変えたことで返済総額が増えたとしても、10年20年単位で考えると得かもしれないし、不確実要素を排除することが可能です。借り換えによって固定金利制の住宅ローンにした場合、その後の返済計画が明瞭にできます。総返済額、返済期間、今後の金利予測などを絡めてよく考えてから住宅ローンの借り換えをしましょう。メリットもあるけれど、手数料や利率の計算など色々とややこしい話が発生するのが住宅ローンの借り換えです。まずは金融機関などに赴いて相談してみてもいいでしょう。