適切なスキンケアは、にきび予防に最も効果を発揮するのです。顔に出た余分な皮脂を洗い流すための洗顔は、余分な角質も取り除いて毛穴も清潔にしてくれるので、にきびを防ぐ上で大変有効なのです。にきび予防の際の洗顔料は肌への刺激が少なく、余計な添加物がなるべく入っていないものが望ましいです。にきびをケアするなら洗顔料は弱酸性のものがよく、それは人の肌がもともと弱酸性なため、弱酸性ならPH値を乱して肌に負担をかけることがないからです。洗顔するときは、お湯は33℃~37℃あたりのぬるめにし、はじめに肌を十分ぬらしてた洗いをしておきます。このぬるま湯であることが効果を生み、ざっと汚れを落としながら毛穴を開かせ、さらに細かい汚れが落ちてにきび予防になります。肌の潤いを失わないため、皮脂を落としすぎないためにも、お湯は熱すぎないほうがいいのです。この下洗いで、汚れはすでに7割も落ちていて、また肌が乾燥する人は、もっと塗るめのお湯を使ってもいいでしょう。下洗いが済んだら洗顔料を使って洗いますが、このとき泡をしっかり立てるようにしましょう。にきびの予防には洗顔料の泡をしっかり立てることが重要で、泡が弾力のあるクリーム状にまでなると、細かい粒子が出来上がり、これが毛穴の中に入り込んで汚れをしっかり落としてくれるからです。洗うときごしごしこすってはだめで、手は触れず、泡が転がるような感じで洗いましょう。すずきは、肌に洗顔料が残ってしまうと、にきびの原因になるので、洗顔の倍の時間を目安に洗い流し、最後に乾いたタオルでこすらないように軽く叩く感じで顔を拭きます。