摂取した場合でも副作用がないといわれるグルコサミンですが、体内では、歳とともに減少して、関節炎になりやすい傾向にあるのです。関節炎と聞いてもいったいどんな病気かと思いますが、これは関節の病気であれば、だいたい関節炎という表現をするのです。関節炎は大きく炎症性と悪化症とがあり、それは100種類を超える関節炎の、関節が受けるダメージの種類によって分けられています。関節の周囲の結合組織の炎症も含む、炎症性関節炎は、たとえばリューマチや通風などもこれにあたります。変形性関節症のような、なにかの直接的な要因があって起こる外傷性関節炎は、悪化性関節炎の中に入ります。関節炎にかかりやすい人は体重が重すぎる人、姿勢が悪い人、遺伝、長時間にわたる激しい手作業をしている人などです。こんな要因を持っているような人は、グルコサミンやコンドロイチンを摂って予防しておくと安心できるでしょう。関節炎が起こりやすいのは、体の中のひざ、指、それから背骨の下のあたり、そして股関節などで、この治療には鎮痛剤を用いて痛みを抑えるだけしかないといわれていますが、この鎮痛剤が原因で症状が進行するという専門家の声もあります。そんな不安を払拭できるのがグルコサミンで、副作用がほとんど認められないグルコサミンは、ここで力を発揮できるのです。関節のクッションの役目をしている軟骨と自然に溶け込める成分であるため、軟骨を傷つけたり、関節炎を悪くする心配はありません。グルコサミンは軟骨が作られる過程にごく自然に働きかけ、コンドロイチンは古い軟骨が壊れるのを食い止める役割をします。グルコサミンとコンドロイチンの力があれば、関節炎は少しでも改善されるということが、よくわかるというものです。