グルコサミンには、どんな力が備わっているのでしょうか。歳をとるにつれ、私たちの関節は変形することがあるのです。関節の痛みは、50代になると増え始め、それが60代になるとなんと80%を越える人がひざや腰、また脊髄などに痛みなど何かしら違和感を持つようになるといわれています。特によく聞くひざの痛みでは、階段を上ったり降りたりするときに辛いといいますが、これは変形性膝関節症と呼ばれる症状です。これが症状が進行すると、膝に水がたまってしまうこともあり、日常生活にも影響を及ぼすようになります。こんなときグルコサミンを摂ると、そんな関節の痛みを緩和することができます。長い年月を経て使われ続けてきた関節は、歳をとるにつれその摩擦が激しくなり、間の軟骨をすり減らしてしまうようなことになって、変形関節症が起きてしまいます。こんな変形関節症が進行するのを妨げるため、グルコサミンは軟骨を新しく生成することができ、さらには改善されることもあるのです。グルコサミンは軟骨の主成分であるため、それが加えられることで軟骨が元に戻り、痛みのあった関節を修復してくれるというわけです。グルコサミンを摂り始めてから1~2週間程度で効果を感じる人が多いようです。しかし変形関節症の場合は痛みが改善されただけでは根本的に治ったとはいえません。軟骨の再生には時間がかかるものなので、長期間グルコサミンを摂取することをおすすめします。